BADEND IS BEAUTIFUL

バッドエンドは美しい

知らない方が幸せなこともある

年収や容姿に自信のない人にとって、それらに関して自分より優れた人間の日常を覗き見るのはダメージが大きい、ということがある。向上心が持てなかったり、年齢的あるいは先天的に劣等感の克服が難しい場合は、意図的にそういった情報から遠ざかった方がいい。


逆に、向上心が持てそうだったり努力が持続できそうな分野の場合、実生活でもネットでもどんどんレベルの高い人に会ったり見たり読んだりしよう。才能の差を見せつけられれば見せつけられるほどめらめら燃えることってあるでしょう。


昔は映像作品を作っていたが才能が無かった。ある日を境に、テレビすら見られなくなった。出てくる映像からにじみ出てる才能に打ちのめされた。自分でも作れそうなレベルのものですら、もう発狂しそうになった。映画は微妙に分野が違うしスケールがでかすぎて嫉妬すらできないのでちょくちょく観るけども。


と、ここまで書いてて思い付いたんだけど、自分のクソさに腹が立ったときのために「絶対的にヘタクソな作品」を手元に置いておいとくのもアリだと思う。むかついたら見るの。そんで笑う。本能って優位を感じたがる、他人を見下して精神の安定をはかりたがるのかな。違う?